2009年10月14日水曜日

KK対談

もう先週のAERAだから店頭にないと思うけど、中吊り広告で見た「勝間和代×香山リカ」の対談が気になってて、立ち読みしてうんざりした話。

コンビニ弁当にも幸せを感じるという香山もどうかと思うけど、人を動かすのはリワード(報酬)という勝間のむしろ斬新な主張に驚く。そんな勝間に対して精神科医の香山は、勝間のできる女「像」(あくまで「イメージ」だという共通認識はあるのだが)が多くの世の女性にオブセッシブに働くから(それで苦しんでるお客さんがたくさんいる)、いたずらに自己啓発本書いたりするのはやめてほしいっていうじゃない?(笑)

問題はどこにあるのかって?オブセッシブに「できる女」を演じようとする世の女性の未成熟の方なんじゃないだろうか。願望っていうのは「こうなりたい」っていうのと同時に「こんな自分じゃ駄目だ」っていう自己否定を含んでるわけで、そうした願望そのものが「自己」実現を阻んでいるというのは、こちらではわりと一般的な認識だ。精神科医として「予防」に努めるなら、香山が訴えるべきはそこなんだと思う。

勝間自身は実際に有能だろうし賢いんだろうけど、世代的なバボー感覚丸出しなのは、評論家としての自己分析・評価能力を疑わせる。オブセッション(他人の願望)はリワード(他人からの褒賞)というゴールを必要とするが、パッション(自分の願望)はアクション(自分の活動)とリザルト(招いた結果)を内包する。そんなのもうこっちじゃ常識だぜ。

0 件のコメント:

コメントを投稿