「プロメテウス」リドリー・スコット
タイトルをギリシャ神話から借用したり、オカルティックで哲学的な入(はい)りで観客を引き込んだりとか紛らわしいからやめてくれねえかな。最初からバカ映画だって言ってくれていればよかったのに。バカの皮を被ったシリアスは面白いけど、その逆はないですね。でも、そもそもが「エイリアン」なわけで、まあそうか、そういうことかと納得できます。だって「エイリアン」だもん。
このホログラムは何? とか何でこの人はそんなことを知ってるの?とかさっきの生命反応は何だったの?とか、そういう疑問が矢継ぎ早に観客に襲いかかり、数十分後には小さな疑問で蜂の巣になった観客は問いかけるのをやめるわけだ。そんなことはどうでもいい。目の前のこの祭りを楽しもうぜ!ってな具合いで。
というわけで、これはこれでいいんで、オカルティックで哲学的な切り口で「正調プロメテウス」をノーランに撮ってほしい。
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