2012年6月21日木曜日

気が利く人論 〜飲み食い編〜


いますね。居酒屋とかでグラスが空になった人(なりかけた人)とか見逃さないで「何召し上がりますか?」ってできる人ね。空いたグラスや皿を下げて、料理を小皿に取り分けて……。かく言うワタシトテ立場上そういうことをすることもあります。しかし、残念ながら決して気の利く方じゃないんですよ。ですから、そういうのは(より)適職の人がいたらお任せするんです、立場関係なくね。肉焼くのうまい人がいてその人が焼きたがってたら、それがたとえお客さんであっても社長であってもやらせて差し上げるんです。

そこまではいいんですけど、僕がツラいのは「気が利く人」の視線なんですよ。「ほら、お客様のグラスが空じゃないですか! 早く注いで差し上げて」とか「お客様に肉焼かせるとかあり得ないでしょ?」っていう。気が利く人っていうのは、当然他人にもそうした気遣いを要求してるんじゃないかと思ってしまうんです。被害妄想かもしれませんけど、少なくとも僕は気が利く人からそういうプレッシャーを感じて、そういう場でも楽しくおいしく飲み食いできなくなってるんですよ。一方で、後輩なんかに「お前もっと動けよ、何座って飲んでんだよ、こんなこと男に(先輩に)やらせんなよ、ホント気ィ利かねえなぁ」と思うこともありますけど、彼(女)を否定することは自分を否定することにもなるので(笑)、説教もしませんしプレッシャーもかけません。各々が自由にしてればいいんで、よっぽどのことがなきゃ放っておきます。空気読まずに自分が食べたいものだけ注文してる奴とか地味に応援してるくらいなんです。

結論から言うと僕自身は気遣いされること自体が鬱陶しいんです。うれしくもないんです。放っておいてほしいんです。人の注文センスには期待してませんし、食べたいものや飲みたいものがあれば注文しますし、店員も自分で呼べます。斯様な(過剰な)気配りを受けることにある種の気持ちよさを感じる人がいる(=そうされないことに不快感を感じる人がいる)ってことはもちろん知ってますけど、そんな奴どうせろくでもない糞野郎なわけでしょ。そんなことよりも正味の話をしたいし、冷めないうちに食べたいし、かわいい子を口説きたいんです。

まあいつもと同じ結論ですが、そういう「気配り」こそがおもてなしだと思ってる人は、自分こそがそうやってもてなされたい人なんだろうな。面倒くさい奴だなあってことです。そういう人には偉くなってほしくないですね。負のスパイラルが形成されるから。

もう1つの結論として、おそらくそういう風に「気が利く人」というレッテルを貼られてるような人は実際にダメな人で、本当に気が利く人はさりげなく気づかれないうちに自然にそういうことをしてる人なんだと思います。「○○君は気が利くねえ」なんて言われたら負けでしょ。そんな風に言われたいと思ってる人は最低でも3年は世の中と自分をROMった方がいいですね。

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