2009年8月31日月曜日

サイレントマジョリティ

ブラボー兵庫8区!

縁も因もない尼崎というアウェーで出馬した元長野県知事のヤスオちゃん。当確の出たヤスオちゃんの選挙活動の様子をまとめたフジテレビの特番の映像。住民に話しかけるも「なにしに来たんや?」「なんで長野の話をするんや。ここはアマやで!」「冬柴帝国へよくぞいらっしゃいました」等の洗礼を浴び、本人が手渡しするビラも受け取ってもらえない、事務所も借りられないという窮状。当人いわく「内定を蹴った私に対するバイアスのかかった映像」は田中の苦戦を伝えるというよりも、冬柴帝国尼崎のうす気味の悪さを伝えるには十分だったように思う。

それにしてもこの映像、久々にカルトウォッチャーの血が騒いだ。無論、この地域の学会員率は日本の平均値を大きく上回るに違いない。この短い映像で感じたのは、カルト信者がマジョリティであるかのように振舞っていることよりも、同調圧力のようなものが非信者の神経の末端までも行き届いているさまだ。20件目でやっと決まったという事務所だが、まさか不動産屋や貸し手のすべてが信者ではないだろうし、ビラを受け取らなかった人のすべてが学会員ではないだろう。

ここで働いているのは「田中康男に加担することで、自分に不利な状況が生まれるのではないか」という漠然とした不安だ(恐ろしいことだが、具体的な不安かもしれない)。学会員か共産党支持者でもない限り、この土地で暮らす者(実際はマジョリティということになるだろう)には、風通しの悪さや窮屈さが付きまとっていることだろう。おそらく長きにわたるこのような抑圧が数字になって表れたのが今回の結果だ。

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