「アルゴ」ベン・アフレック
ラストミニッツレスキューものの最高傑作っていまだに「東への道」だと信じているので、いろいろ甘いところはあったと思うけど、まあ楽しめました。ラストはわりと立て続けにピンチの連続なんだけれども、映画的には子どもがシュレッダーの書類を修復するモンタージュの線に絞って盛り上げてった方がよかったんじゃないかな。あの細切れの紙屑が像を結んでいくってそれだけで面白くない?チケットのキャンセルとかそりゃハラハラするけど、別になくても話は進むし。
家政婦をちゃんとイラクに出国させているところとかはすごい好感持てました。あのままじゃどうやっても殺されちゃうもんね。フセインのイラクでどういう生活を送ったのかは想像もつかないけど。彼女いい役者だった。それにしても市民に責任はないとしても、アメリカは自業自得だよな。それと、ミッションとしてはこの上なく面白いけど、西部劇時代のインディアンじゃないんだから、っていうPC目線は現代人の標準装備になってしまったんだよね。悲しいかな。キアロスタミやマフマルバフはこの映画をどう見たんだろう。
わりと細かいことだけど、オープニングで「ARGO」のタイトルのフォントがやけに可愛すぎるなと思ったわけ。あ、劇中劇のタイトルだからその書体なのかなと思ったら、実際スクリプトに書いてある書体は違うんだよね。他に意図があったなら誰か教えて。
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