ジャック・ロジエ3本目「オルエットの方へ」を見た。何と言うことはないパリの女の子3人がバカンスで別荘のある西海岸(フランスで西海岸言うたら大西洋のことですから)の海に行くってだけの話なんですがね。前半の女子3人が好き勝手やってるときの多幸感ときたら中高一貫男子校の私のツボというツボを押しまくってくれて、「イタ気持ちいい〜」とか悶えながらニヘニヘしているうちに、気がついたら健康になってたっていうマーベラスな感じなんですね。
後半は男が絡んできて、ちょっと面倒くさめのアンニュイな感じになってきたりして、こっちはこっちでものすごく面白いです。鑑賞後に一緒に見たシャレさんと話したんですが、これ男3人とかで作ったらどうなんのっていう話で、まず男3人であの多幸感みたいなのは演出できないと即座に思いましたね。その反面、結束したり反目したりの「ドラマ=カルマ」は面白いかもしれませんね。
男同士って無邪気に楽しめないんですよ。エゴとかプライドが邪魔して。少なくとも僕のしっている限りでは。男には、無邪気に遊ぶことを容認してくれるマザーが必要なんですよ。ただ、男にはもう1人女が必要なんじゃないかと。シャレさんのイデアルである「8 1/2」のグイドことマストロヤンニを見てもわかるように、クリエイティビティの枯渇を容認して甘えさせてくれる母性的女性と男をチアアップしインスパイアするアフロディーテ(グッドルッキングレイディ)の存在ですね。でまあ、この場合、サンプルがグイドことフェデリコ・フェリーニですから、創造性を刺激するっていうのは世の中にとっても大変価値のある仕事になるわけですが、グイ度の極めて低い我々のような凡百の場合でも、アフロディーテの必要性はあるんでしょうかっていう話に。
で、結論から言わせてもらえば、創造性を維持し、成長させるのに、幼児性は必要ないってことですよ。だから男は成熟して、アフロディーテに刺激を与えてもらえばいい。リアルマザーも仮想マザーも必要ないと。甘ったれるんじゃないと。男の霊的成長ってそういうことなんじゃないかと。
ある種の女性(にょしょう)に言わせてみれば、男は馬鹿だし幼稚すぎるし母性をもってして対応するしか付き合っていく方法はない、と。まあそれも頷ける話ではありますが、その母性こそが男の幼児性を助長している張本人である(バッドスパイラル)ということは言っておきたいですね。結局その種の女性は男の幼児性に依存しているタイプの方が多いと思うので。自覚的であれ無自覚であれ、自己と他人の成熟=成長を促進させる方向で行きましょうよ。
グイ度(^-^)/
返信削除妻、愛人、女神の三点使いをもってしてもなお、
グイドは枯渇してたんだからなぁ。
オルエット‼オルエット‼
返信削除の合唱が瑞々しくてヨカッた
三点でも四点でもいればいただけ甘えてしまいますよ。
返信削除だから自立して成熟するしかないんです。