改めて自分のこれまでを振り返ってみても、愛の関係は相手の老若男女を問わずごく限られたものに過ぎなかったという気がする。合理的な関係が成立することは珍しくないが、それは飽くまで社会の要請によるものだし、理を重んじた結果発生した"Win-Win"の関係だ。
●比較劣位を好むことと、比較優位を好むことの間に違いはない。ある人の欠点を好むことも、美点を好むことも濃密な補完関係は築きはするかもしれないが、そうした取り引きの成功は愛の欠如を隠蔽しているだけだと思う。
自分の持っている「それ」が愛以外の何物なのか、考えてみる価値はある。
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