更新をサボってしまったおかげで見た映画の内容を忘れた。
「高地戦」チャン・フン
シネマハスラーで絶賛されていたので見てきました。戦争映画って何で男しか出てないのに面白いんだろうね。さすが戦時国家のつくる戦争映画は違いますなあ。アメリカにしてもそうだけど、現役でドンパチやってるっていうのは大きなアドバンテージになるね。日本でつくられる戦争映画がアクションよりもヒューマンに偏り勝ちなのは、文字通り日本人が戦争を知らないからなんじゃないだろうか。といった背景を無視しても、チャン・フンの演出力は素晴らしいと思います。主人公がフルーツポンチ村上に見えるというのは日本人だけが背負ったハンディですけどw
「恋のロンドン狂騒曲」ウッディ・アレン
ちょっと笑えないところまで来ちゃったよな。「ああ、楽しかった」で帰れる映画じゃなくないですかこれ?おじいちゃん(アンソニー・ホプキンス)が死の恐怖に直面して、体を鍛え始め、サプリを飲み、若い女と付き合う。そんなとき、ウッディ・アレンの描く「若い女」っていうのはこれまでは単なる記号に過ぎなかったはずなんだけど、今度のビッチは、なんというか血が通った存在として描かれてしまっているんですね。痛いんです。そのリアリティー要るか? とも思うんですが、ああ、単なるアレゴリーであることを止めたんだなと感じ入ったわけです。自称女優の強欲な娼婦が非常にお下品に描かれているわけですが、それって軽蔑どころか愛なんじゃないかって思ったんです。単なる類型化を止めて、真摯にその対象に目を向けてみたってことだと思うんです。それって愛ですよね。老境に至ってなお、まだ愛せる、もっと愛せると貪欲な姿勢を見せるウッディ・アレンが素晴らしい。バンデラスにこっぴどく振られるナオミ・ワッツも痛かったですね。彼女も愛されてます。そういう映画でした。
「カラスの親指」
こんな愚にもつかない映画を真面目に作った人たちがいると思うと少し悲しい。なぜ見に行ったかって?武蔵野館の株主優待券が余ってるんだよ。
「スカイ・フォール」サム・メンデス
もうトム・フォードのスーツが格好よくてね。今年は「裏切りのサーカス」がジェントルマンのスーツの着こなし映画NO.1として君臨していましたが、ダニエル・クレイグのムチムチ感も悪くないですね。ハビエル・バルデムは何に出ても怖いわけですが、今回は「ダークナイト・ライジング」のベインを彷彿とさせる立ち位置のキャラでしたね。ルサンチマンは怖さ半減です。理由もなく殺しまくる「ノーカントリー」のシガーが強烈でした。新任の長官が実は現場上がりとか、ああいうのは嫌いではないです。ところでそろそろ次元上昇ですがご機嫌いかがですか?
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